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2019/04/16

文学部時代の切り絵(毒の木)と再会






4/16:映画「McQueen」を見た後〜昔の絵の整理の続きをする。まだ学生時代、
卒論(ウィリアム・ブレイクの「毒の木」)の挿絵かな。懐かしや。‬切り絵と 
いうと、こういう感じの、ちょっと「どうだ!細かいだろ!」みたいな技巧的に
なるものが多い気がするのですが、私はそれは良いやー、そういうのをやりたい
のではないな、って、これらを作ってて、気づいたんでした、たしか。黒い紙に
穴開けて作る切り絵はストイックな気分になることに気づいたというか。人には
向き不向きがあるってだけで、こういうやり方は他の方がやればいい気がする、
私はいいや、という気づきのようなもの。ちなみに1996年頃?まだ作家活動を 
始めていない、文化学院の文学部にいた時代の作品です。          











2018/10/08

個展「20」の最終日:沢山のお出かけ有難うございました!






後日ブログ更新していますが、個展「20」の最終日の10/8の様子です。
ちょっと遅れて会場に着くと、お世話になっているデザイナーさんの 
一家がいらしていて、しばしおしゃべり。洋服の色もさすが(デザイン
の仕事の人だなあ、偶然らしいけど赤と青が効いていて)、素敵。  

*

小さな作品も多いので、会場には虫眼鏡をおいてあり、まじまじと  
みてくださる方も多々いらっしゃいました。            




→
→

…あっ!(シャッターチャンス!)(ピンボケしたけど)

*


NHk連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の冒頭映像や
その主題歌で宇多田ヒカルさんの「花束を君に」の
ミュージックビデオの映像作家の小川純子さんも 
いらしてくださいました。彼女とは2005年に初めて
お会いした直後から(何度か)ベネッセの仕事で 
ご一緒しているのですが、小川さんが監督で、  
小中志展さんがアニメーターで、絵が私、という 
「とと姉ちゃん」「花束を君に」と同じチームなの
でした。割と古い仲。*「とと姉ちゃん」では、 
写真家の大沼ショージさんが加わります、中心 
メンバーとして、なのでそのほかにも映像会社の
技術者など、多くの方が携わっていますが。  





「とと姉ちゃん」OPや「花束を君に」MVにも出てくる
青い服の少女の原画と純子さん。彼女のストーリー・
絵コンテに私が絵をつけているので、お母さんぽくも
あります。絵を作ったのは私だけれども。MVを作る
ときに、今回は宇多田さんと、アーティスト・辻恵子
の作品?(…あー、なんて言ってたかなあ、すぐに 
書き留めておかないと忘れる記憶力が残念)というか
私の絵を理解した上で奔放にやって、という感じで 
任せてくれたのが嬉しかった。彼女の物語作り・映像
作りも素晴らしく、下に少し見えている赤い人魚は、
「花束を君に」のMVにだけ出てくるキャラクターなの
ですが、最初は人間の姿なのが、人魚の姿になり海に
戻っていく。後で、はっ!人魚といえば船乗りたちを
惑わせて座礁させてしまうほどの美しい歌声じゃん、
そして、「ここ」ではない別の世界に還って行って 
しまう、というところが宇多田さんの母君の藤圭子 
さん(余談ですが私と一文字しか違わないお名前…)
と重なって、ゾワっとするほどでした。      

↓




こちらがそのミュージック・ビデオです。





そのしばらく後に、宇多田さんがデビューした当時から変わっていない
スタッフの一人で、プロモーターの梶さんが!いらしてくれました。 
個展の初日に、宇多田ヒカルさんのスタッフ一同様からお花を    
いただいてわー(光栄!)と思っていたら、再会できて嬉しい!   
いただいたお花の中に淡い紫のバラがあり、それはドライフラワーに 
するつもり(漫画「ガラスの仮面」に出てくる、応援してくれる人・
"紫のバラの人"を思い出しつつ)。               

*




絵本作家の、どいかやさんとも久しぶりの再会。
個展準備中は人と会わずに絵と向き合う日々に 
なりがちだけど、いったん会期が始まると、  
嬉しい再会(や、初めまして)も多いのです。 



上の写真は、以前ブログに書いたときの
どいかやさんの著書「ひまなこなべ」 
ですが、たまたま、どいさんがお帰りに
なった後に、この本を貸した別の友人が
「ひまなこなべ」などの貸した本を持って
来てくれる不思議な偶然がありました。

*




会場の庭に落ちている姫林檎の実や

葉っぱがアレンジされてるの、  
素敵でした。三彩さん(企画者)が
飾ってくれたのかな??     


*







ちょっと混雑が落ち着いたので座って、頂き物の
うさぎまんじゅう(阿佐ヶ谷うさぎやのは丸いが
上野のうさぎやのは細長いのね)をお茶と共に。
私は頭から、友人はお尻から食べた。     





高校の頃からの友人が、20年前(なので今回の
個展が「20」なのですが)の、私の初個展の 
会場での私の写真を持って来てくれました。 
わー、やっぱり素敵な建物だなあ。パリみたい
だ、パリ、行ったことないけど!と笑う。  



 

パリコレにも出していたりするツモリチサトさんの

展覧会が21_21のギャラリー3(前、カフェだった
とこ)で始まったそうで、関わりのある方から、 
チラシや「こ、これは!(可愛くて食べられない!
って部類のやつだ!)」なアイシングクッキーなど
頂きました。個展終わったら見にいこっと。   

*





最終日らしい賑わい、人口密度を

下げるべく、作家は外に避難。 



*



写真家のキッチンミノルさんたちも
いらしてくれました!このポーズは
私がリクエストしました。笑。  




SHARED TOKYOのグッズはTシャツ、
ドリンクボトル、トートバッグ(は  
一つづつだけ入荷してたのですが)、
手ぬぐいも完売。絵葉書は少しあり 
ましたが、すっからかんになった  
白い壁(シリーズを展示してたとこ)
ちょっと清々しい感じでした。   
*完売!なんて、滅多にないので。笑

*


最終日のこの日にも「ああ、いい人の手元に渡って
嬉しい」と思ったことが。この個展の企画者の  
駒ヶ嶺三彩さんと私が出会った場所のオーナー(は
すでに故人なのですが)の誕生日だあ!と、彼女の
ご子息が、この絵を手に入れてくれたこと。この、
ハルカゼ舎の日めくりカレンダーを切り絵にした 
シリーズの作品は、365日x数年分の名からランダム
に作ったのにもかかわらず、まさか自分でも、あの
方の誕生日を選んでいたとは、と驚きもあり。  
ああ、まだ見守っていてくれてる感じがする、と 
じんわり思う。行き帰りも、お通夜に行った寺の 
前を通ったから、なおさら。そんなこんなして  
いるうちに、早じまいの最終日、17時になって  
カラスと一緒に帰りましょ〜♪ のメロディが   
どこかから聞こえて(会期中気づかなかったのに 
その日だけハッキリ聞こえた・気づいた)、   
撤収作業。                  
  
*



学生時代に、うちのバラをおすそ分けした
ロッテンマイヤーさん(?)が、挿し木を
して増やして、蕾を持って来てくれたバラ
車に乗せて帰りました。そういえば、この
ハイヒールだって、先述の故人(お世話に
なった人)の画廊で個展をするときに  
買ったやつじゃん、と3年前の事を想う。




作品運搬を兼ねて、三彩さんの車で行き帰り
できたの、本当助かりました。会期中も  
いろいろ、ありがとうございました。   

*




家に戻って、いただいたフラワーアレンジメントを
整理して活けかえたら、日常の風景がやたらと  
華やかになって面白かったです。マリアカラス  
(という、オランダで買って来たカラスのパペット)
などを寝転がらせ、花見をしている風にしてパチリ。

*


後で気づいたのですが、この日のハルカゼ舎の
日めくりカレンダーの言葉が予言ぽかった。 

「ゴールのテープを切る日」。        

実は初個展から20年目の年、と言いつつ、  
厳密には初個展は1998年11月だったので、  
これから!でもあります。          

次回個展は未定ですが、10月末に3331アーツ 
千代田で開催される合同展に、(この個展でも
展示した作品を出すのですけども)1点、出品
予定です。詳細はまたお知らせしますね。  

沢山のお出かけ、どうも有難うございました!

*




初めて個展を開いてから20年、長い道のりを歩いてこられたようにも、
絵描きとしてはハタチだと思えば、まだまだ先が長いようにも思う秋。
紙で遊んでた初心に戻るような気持ちで、小さな展覧会を開きます。

辻恵子( http://www.tsujikeiko.com )個展「20」

会期:2018年10月2日(火)〜8日(月祝)
会場:CONTEXT-S 阿佐ヶ谷
*JR阿佐ヶ谷駅南口から徒歩5分 
企画:ing  (駒ヶ嶺三彩さんキュレーション週)
住所:〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南1-47-4
電話:03-3317-6206
交通:JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分

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2016/06/13

文化学院・専門課程で講義「脇道にそれるということ」







母校の文化学院で講義をしました。専門課程の生徒たち対象でした。
授業をするのは2009年に高等部の授業をして以来、二回目。当時まだ
お茶の水に校舎があって、そのときの校舎も私が通っていたときから
改装されていたのですが、今回は両国に移転したあと、初めて訪れる
機会となりました。まだ行ったことがない母校へ、地図をみながら 
行くというのは少し不思議な体験でした。            





「脇道にそれるということ」という主題で、約70分間 
お話をしました。あれこれ、メモをして行って、一人
喋り。絵を描く仕事をしている私が母校で学んだのは
文学だったこと、美術家になるには美術科にいかねば 
なれないのかどうか、みたいなお話。初個展を出来た 
のも、欧州旅に行く後押しになったのも、母校の学園 
祭の日があった日があってこそ、という話とか。  







驚いたのは、授業前に私の略歴が書かれた印刷物をみた女子生徒が
私が初個展をしたのが1998年と いうことを読んで「あ、生まれた
年だ〜」と言ったこと。そうか、画業を始めて18年も経つのかー。
なんて。…あ、話が脇道にそれました。            
・
・
・







90分授業、残りの約20分は、昨日まで開催していた個展に合わせて、
制作した「貼り絵の作りかた」のページをお配りしてワークショップ
的に手を動かしてもらいました。今日、我ながら説得力があったな!
と思ったのは「美術家になったら絵だけ書いてればいい、作品を見て
もらえればワカルでしょ?ってわけじゃなくて、言葉で表現する事も
求められたり、しなければならない状況になってくる。まさに私が今
こうやって人前で話をするように、言葉での表現も必要になることが
あるのです」というくだり。(アドリブ)。「お聞きになって分かる
通り、私はあんまり人前で話をするのは上手じゃないんです」。本当
ひさしぶりに緊張しましたよ。一瞬。お聞き苦しくてごめんなさい。
あ、思ったよりちゃんと話せてるぞ!という瞬間も時々あったので、
自分を褒めてあげたくもある。日々あれこれ異分野の打診がなげかけ
られ、有難いことです。そうそう、ちなみにこれも「とと姉ちゃん」
がきっかけで打診された講義でした。ドラマガイド、女性自身、  
ステラ、栄養と料理、の次?5回めか。終業時間のチャイムが鳴り、
なじみのない両国の駅を出、馴染みのあるお茶の水で途中下車して、
一呼吸おいてから帰宅しました。色々(場所や校舎や)変わった事も
多い母校ですが、素敵な学校・文化学院→(参照)に入学してくれて
いる生徒に、拙いながらも話をしておきたいことはダダダッと伝え 
  られたかしら、どうだろう。                    










2015/11/09

「栄養と料理」12月号・連載「思い出の味」の題字を制作








「栄養と料理」12月号は、11/9発売。連載「思い出の味」の題字を辻恵子が  
制作しています。今回はサザエさんのマスオさんの声優・マスオかひろしさん…
もとい、増岡弘さんの記事です。学友によると、母校の先輩のようです。→ * 
巻頭特集は血糖値について。                      


栄養と料理 2015年 12 月号 [雑誌]





2014/08/21

茅ヶ崎での「Cut!」搬入日、母校の椅子






大社優子x辻恵子展「Cut!」搬入日。前日に隣の駅:平塚に泊まり、電車で茅ヶ崎
入り。車でピックアップしてもらう予定だったけど歩いていくことに。そういえば
地図もってないや。DMを作る時に地図を調整したから、何とかたどり着けるか。 
徒歩十分てどのくらいか、どんな景色なのか体感しておくのも必要ね、と出発。 
茅ヶ崎といえばサザンオールスターズ。雄三通りというのもありますがサザンSt!
ここか〜。あ、でも何か道に迷った気がする!と、近くにいたクロネコヤマトの 
お姉さんに道を尋ねる。仕事仲間のお兄さん、車にもどってきて、わざわざ会場の
あるエリアの担当者に電話して、教えてくださる。クロネコに感謝して、向かう。





無事到着。白い空間。ここに、どんなかんじに飾りましょうか。
まだクロネコは届かない。ので、しばし待つ。そしてユルス。 




待っている間に、カロカロハウスの皆さんとしばしお喋り。そうそう、辻さんに
言わなくちゃと思ってたことがあるのよ、とオーナーさん。何と、カフェにある
このイスは母校の文化学院から譲り受けたもの!なのだそう。わあ〜懐かしい!
三つもあり、「ひさしぶり〜!!」と、ナデナデ。ぞわわ、としました。文化 
学院の教育について、夢見がちに語られる事の多い「自由」がいかに厳しいもの
であるか、あの学校では教わりましたね、などと懐かしい話も。       

*


そうこうしているうちにクロネコの荷物(私の作品)と二人展の相方・写真家の
大社優子さんも到着。荷を解く。あーでもない、こーでもない、と並び替え、 



トンテンカン、展示作業は大社さんに任せきり。ありがとう、ありがとう。
その間に私は掲示物の準備や広報活動など。お互いの得意分野でアレコレ 
できるのも、誰かといっしょに展覧会をする利点ですね。しみじみ。   


*



馬蹄形に中で二つの空間がつながっていて、その奥にカフェがあります。カフェは

毎日開いているわけではないようですが、桃とすもものシャーベットなどお召し 
上がりいただけるようです。*上の写真は、搬入中、ランチを頼んでいるところ。





前にも図解しましたが、カロカロハウスの建物はおもしろくって、アーチ形の 
入り口の左右に扉があり、右から入ると画廊で左から入ると雑貨店サポネリア。
馬蹄形に中で二つの空間がつながっていて、その奥にカフェがあります。   



そのカフェでは、明日・初日オープニングイベントのライブも。
夜までかかって、ようやく作品の搬入が完了しました。    


(「Cut!」神奈川旅日記:つづきます)






2014年8月22日(金)〜9月2日(火)*27(水)28(木)休 

2014年9月30日(火)~10月11日(土)*5(日)6(月)休